こんなにのんびりしてる場合じゃないんですが…。
credit: DeaPeaJay
私、年明け早々にスクーリング(演習)のある宅建登録実務講習を申し込んであります。少しでも早く主任者証の交付を受けて、早く宅建業免許の申請をしたいからです(こちらを参照)。主任者証の交付申請してから交付まで約50日間、宅建業免許申請から免許がおりるまで約1ヶ月、実際にはかかる期間にばらつきはあるようですが、結構長くかかるので少しでも早くという考えです。
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どっちにせよ、宅建とってすぐに開業しようとしても、新年度前の引越需要の高い時期には間に合わないという時期設定なんですね。
登録実務講習は、送られてきた教材を自宅学習して、2日間の演習日程で講義を受け、その最後に行われる修了試験に合格して、修了証の発行を受ける(講義終了2日後頃発送されるらしい)、という運びです。
修了試験はテキスト等の持込可ということですし、ほぼ全員が合格するそうなので(たぶん不合格になる人は何かの事情があるに違いない…)、心配する必要はないでしょう。
だって、宅建合格者の全員が登録実務講習に向けて勉強してくるなんて考えられませんもの。
当然、私もまだ全然勉強していません(あ、DVDだけは見ました)。
でも…、宅建の受験勉強がまさに短期集中詰め込み(要は一夜漬けみたいなもの)だったので、その分知識は風のように走り去って行きます。このままじゃ資格をとるためだけに2日間出席することになってしまいますが(多くの人はそうなんでしょうね)、目的は実務に向けて少しでも知識を増やしておくことですから、なんとか時間をとって自習もします。
登録実務講習の学習内容は下記の通りです。
※ 財団法人 不動産流通近代化センター『平成24年版 媒介業務がよくわかる 宅地建物取引業務の知識』の目次より抜粋
第1編 宅地建物取引業と従業者の基本的心得
第1章 不動産業と宅地建物取引業
第2章 業務規制のポイント
第3章 従業者の役割と基本的な心得
第2編 セールス実務
第1章 宅地建物取引の媒介(仲介)とは
第2章 不動産市場をとらえる
第3章 顧客対応の基本
第4章 セールス活動
第5章 宅地建物取引に係るクレーム・トラブル
第3編 取引の業務知識
第1章 住まいに関する建築の基礎知識
第2章 資金計画のアドバイス
第3章 物件に関する調査
第4章 価格査定
第5章 媒介契約等
第6章 指定流通機構
第7章 不動産広告
第8章 契約書の知識
第9章 重要事項の説明
第10章 契約の締結、決済・引渡し、登記
宅建受験で勉強した内容とオーバーラップしていますが、テキストを見ると受験知識とは違うより実践的な内容になっています。とはいえ、業界経験のある方からは、全然実践的じゃないでしょうけど。
私としては第3編を特にしっかり勉強しておきたいところです。「価格査定」なんて、勉強のために、自宅の査定してもらおうかと思うぐらいです。でもそんなひやかしで来てもらうのは悪いですね。
時間を見てテキスト以外の本もどんどん読み進めておきます。営業始めてもずっと勉強し続けなきゃいけないでしょうね。大した知識がなくても、営業はできるのかもしれませんが、お客さんに安心して頂けるための最低限の土台だと思って勉強します。
今日は休みなので、勉強しようと思いましたが、これからお出かけです…。
■■ 追記(2012年1月10日) ■■
この記事を書いているときは自宅学習教材の方を中心に考えていたので、上記の『平成24年版 媒介業務がよくわかる 宅地建物取引業務の知識』の目次を掲載しましたが、演習講義当日に学習する内容は、『登録実務講習テキスト』中心になりますので、そちらの方を追記しておきます。
※ 財団法人不動産流通近代化センター『平成24年度版 登録実務講習テキスト』の目次より抜粋
第1章 業務総論
第2章 受付
第3章 調査総論
第4章 公簿等による調査
第5章 面接聞き取り調査および現地調査
第6章 生活関連施設調査
第7章 法令上の制限調査
第8章 価格査定
第9章 媒介契約
第10章 不動産広告
第11章 現地案内
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第12章 資金計画
第13章 条件交渉
第14章 売買契約書
第15章 重要事項説明書
第16章 売買契約の締結
第17章 決済・引渡し
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