鍵に関するトラブルや失敗があまりにも続き、今日の午前中にもかなり焦ったので、日曜日のまっ昼間から更新です。
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賃貸物件の内見ご案内の際、元付に電話して鍵をどうすれば良いか聞きます。
物件によってバリエーションがあるのですが、
- 部屋に空室期間中用のダイヤル錠がかかっている(通常の鍵は空いている)。
- 現地の集合ポストにダイヤル式錠がついていて、それを空けるとポストに部屋の鍵が入っている。
- 現地のメーターボックス内のパイプなどにかけてあるダイヤル錠に部屋の鍵も一緒にかかっている。(鍵を内部に納められるタイプのダイヤル錠もある。)
- 元付に鍵を借りに行く(すぐ近くならいいのですが、そうでもないところもあります)。
というのが一般的でしょうか。
ダイヤル式錠のナンバーは電話で教えてくれますが、会社によっては名刺のコピーなどとともに内見依頼書のFAXをしてからナンバーを教える、というところもあります。
オートロックの場合も部屋の鍵自体は上のようなパターンですが、エントランスを抜けるために、解除ナンバーを教えてもらったり、カードキーを借りに行ったりしなければいけません。物件から遠方の元付さんの場合は、物件近隣の客付会社数社にカードキーを預けてあり、他の客付会社はそれらの会社に寄ってカードキーを借ります(このパターンはなんだか気分は微妙)。
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さて、鍵トラブル・失敗ですが…。
【その1】
1番最初の案内時に、元付さんから「空き室は全部この鍵で開くから」と言われていたのに、案内したい部屋の鍵は開かず(そもそも鍵タイプが違う)、元付に電話しても埒があかない。他の空き室は開いたので、お客さんにその部屋の内見で納得してもらった。
【その2】
鍵は開いた感触があるのにドアが開かない。何度か繰り返し開閉してみたが開かない。ドアを思いっ切り力を込めて引いたら開いた。ただ単にドアかドア枠がおそろしくゆがんでいるだけだった(かなり築古の物件)。これは鍵トラブルではないですが…。
【その3】
ワイヤータイプのダイヤルキーの数字を合わせる場所が、「ここに合わせてね」とアピールしているポイントではなく、裏側だった。しかもそこに合わせても、ワイヤーを外すには少し斜めにずらさなければならず、それを知らない自分は手こずって結局元付に電話、コツを教えてもらって解決。これは鍵トラブルというより私が不慣れなだけ。
【その4】
メーターボックス内を空けても鍵が見当たらない。いくら探してもない。うーん、と唸りながら冷静になってみたら、入居中の他の部屋のメーターボックスを開けていた。入居者の方、すみません。
【その5】
今日の午前中の出来事。
解錠してドアは開いたものの、鍵が鍵穴から抜けない。強く引っ張っても、優しく引っ張っても、ちょこちょこ動かしても、裏のサムターンをいじってもダメ。とりあえず中に入り、お客さんと一緒にああでもないこうでもない、と話してはいるものの気が気じゃない。「ちょっとゆっくり一人で見てて下さい」と言って鍵抜きにトライするも全くダメ。仕方なく元付さんに電話。しかし電話がつながらない。不定休の会社なので、今日営業しているのを事前に確認しておいたのですが。
5回ぐらい電話して、最後はもう30コールぐらい鳴らし続けて、そしたらやっと繋がりました(たぶん、しつこすぎて腹立ったと思います)。
「よくあるんですよねー、こんな風にやると抜けますよー。」と言ってくれるのを祈るように期待していたのですが、「うーん、コツも何もないんですよねえ、とにかく頑張って下さい。」と言われちゃいました(よくある訳ないか)。
鍵を刺したまま帰る訳にもいかず、お客さんを放置する訳にも行かず。事務所から近い物件で徒歩で案内したので、お客さんには事務所下のお店でコーヒーを飲みながら待ってもらうことにして、私は現地に残り元付さんに再度電話。ツーロックだったので、片方の鍵をかけ、刺さったままの鍵はそのままにして現地を一旦離れることを承諾してもらいました。
しかし「あと1分だけ」とやっていたらなんと!抜けました!
その瞬間は、頭のまわりで天使が笛を鳴らしているような気分。
ちなみに、サムターン側と鍵側を持って、静かに鍵をちょこちょこと小刻みに動かしていたら抜けました(もしもの時の参考情報になるかどうか…)。
でもその鍵は開いた状態。再び鍵を刺すのが怖いので、元付さんに再度電話し、その鍵は開けたまま、片方だけ施錠ということで了承してもらい、無事お客さんと合流。
あの鍵、取り替えなきゃダメです。
ふうっ。
短い期間にこれだけのことが起こるのは、鍵運が悪いのでしょうか。私が何かドジなオーラを出しているのでしょうか。しょっぱなからトラブったので、毎回鍵を無事開けるまでは何だか緊張します。賃貸の仕事を始めたばかりの新卒の若者なんかも、こんな経験をするんでしょうかね。
サラリーマンになりたての頃、複合機のコピー用紙の入れ替え方も知らなかった頃を思い出しました。
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こんな風に書くとたくさん案内しているように見えますが、実際には数人のお客さんです。しかも決まったのはまだ1件のみ。でも、どのお客さんも継続して弊社一本で部屋探しを継続すると言って下さっている方々なので、まあ、いいかなと思っています。「納得行くまでお付き合いしますよ」と宣言していますし。
日曜日ですが今日の案内の予定は午前の1件のみ。世間はそろそろ繁忙期っぽいのでしょうか。確かに自社HPやポータルのアクセスも増えてはきています(と言ってもあくまで年末までに比べれば、の話ですが)。
ただ、他社の店頭や、物件の動きなどを見ても、そんなにバタバタし始めた感じもしないです。
私だけがわからないだけなのかも知れませんね。
少し動いただけで、初心者らしくあたふたしてしまいます。
問合せを増やすための仕事に手が回らないのはマズいです。
頑張らなければいけません。
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鍵は鼻やでこの脂でよく馴染ませるのが安全です。
私は現地に鍵はあるけど複数部屋の複数鍵が束になってて焦りました。
他にPSの案内鍵で開けたらすでに女性の入居者がいて風呂上がりだったこともあります。それから先入観を持たずにノックして隙間から生活感がないか確認するようになりました。
なるほど、鼻の脂ですかー。勉強になります。
入居者がいるのにPSに鍵を置いてあるなんて、あらゆる意味で大問題ですね。
記事に書いたように部屋を間違えそうになったこともあったので、私も今後は慎重に確認した上で、ノックしてそっと中を確認してから開けるようにしようと思います。
僕も、上記の経験幾つかありますし、現場に鍵が無い。色々あって、案内が出来なかった事何て今もあります。
管理会社も適当なとこ多いですからね。
最後の鍵が抜けないものは、腹立ちますね、そんな状態にしとくなと。
こっちに迷惑かけてるのに、ちっとも悪い気は無いのでしょうね。
やっぱり似たようなご経験があるんですね。
結果、案内が出来ないと、お客さんをがっかりさせたり、信用を失ったりするリスクがありますよね。お客さんには元付と客付の関係などわからない、関係ないですし。
確かに今回のようなトラブルがあると、その物件を案内したくなくなります。
でも、そういう事情に関係なく、お客さんには条件に合う物件を紹介したいとは思っているのですが。
「鍵取り替えましたよ」とか「あの鍵は空室中は使わないようにしました」とか一本連絡してくれれば、違うのですが。きっと取り替えはしないのでしょうね。
こんな言い方したらいけないですけど、ずさんな管理会社は潰れてしまった方がいいと思います。入居者さんの為に良くないと思います。居住中の部屋の鍵を開けてしまうとか、やってはいけない事ですよね。管理会社で空室ですと言われて、渡された鍵を持って行ったのに開けたら、入居中とか何回もありました。
そんなトコに頼んでるオーナーもダメですけどね。オーナーも管理会社も訴えられて痛い目に合えばいいんですが。
ほんの短期間の間ですが、ずさんだなあとか、と思う時は時々あります。それに、本気で空き室埋める気はあるのか?と思うようなところも。
一方で、管理もしっかりしていて、募集についても、客付業者への配慮や、今後の募集のために客付の意見を聞きたいと電話してくるような業者さんもいました。
きっと、いずれ淘汰は進むのでしょうね。
生意気ですが、管理も仲介もサービスなのだから、本当にお客さんの利益に寄り添える会社が生き残るはずだ、と思い、あたふたしながらも色々考えさせられることが多い日々です。