開業絡み以外の事で、何やかやとあちこち動き回り、長距離移動も頻繁。ご無沙汰しておりました。今日は久々に宅建試験の話でも。
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このブログを読んでくださっている方の中にも、宅建受験予定の方もいらっしゃるかと思います。
もうすぐ受験申込期間です。今年は、
■インターネット申込:平成24年7月2日(月)9時30分から7月17日(火)21時59分まで
■郵送申込:平成24年7月2日(月)から7月31日(火)まで(この期間の消印のある簡易書留のみ有効)
受験申込するのを忘れる方がちらほらいると聞いたことがあるので、申込期間のみ載せてみました。でも必ずご自分で情報を確認して下さいね(参照:財団法人不動産適正取引推進機構のページ)。
私は昨年、期間ギリギリにインターネット申込をしました。希望の受験会場を先着順で選べるということで、もう空いていないかなと思いましたが、人気のない会場だったのか希望通りの会場に申込できました。提出用の写真を急遽スマホで自分撮りしてPCでサイズ調整しましたっけ。
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随分前に、宅建の勉強法について書きました。その後記事を追加していないのですが…。リンクを貼っておきます。
宅建短期合格法 1 -分野別得点目標ー
宅建短期合格法 2 - テキスト選びは大切 -
宅建短期合格法 3 - 具体的な勉強の仕方について -
とはいえ、人により向き不向きはあると思いますので、あくまでご参考程度に、ということで。
宅建の勉強法に限った事ではない気もするのですが、自分のやるべきことが「物理的な形」でわかることって大事な気がします。例えば「基本的な知識が大事」と言われるよりも、「この本の太字の部分を全部覚えなさい」と言われた方が、圧倒的にやる気になれます。抽象的ではなく具体的な課題。もっと簡単に言えば、やんなきゃなんない「ブツ」がはっきりしていること。
自分がどの程度理解できているかとか、どの程度覚えられたかとか、自己評価するのは難しい。初めてやることだったりするとなおさらです。もちろん勉強で言えば、問題を解いてみるとか、いちいち見返しては確認する、という方法もありますが、最初の頃だと効率が悪い。
たぶん、王道的な考え方とは違うと思いますが…、時間が無い中でとりあえず勉強のリズムを作るためにも、成果は「ブツ」で計るのが良いのではないかな、と思います。具体的には、「1日にテキスト20ページ分、マーカーを引きながら読む」とか決めて、それをやれたかどうかが成果、という感じで。「7月末までに業法のテキスト終わらせる」と言うよりも、「業法のテキストは300ページあるから、15日で通読するなら1日20ページだよな」と考えた方が良いのではないかな、と思います。
試験に必要なことだけ書かれている受験用のテキストなら(テキスト選びは大事です)、分野・単元ごとの内容の軽重も考えずページで単純計算すれば良いと思います。まあ、知識を整理する表が載っているページはいきなりヘビーだったりしますが、それも誤差の範囲ということで。
あまり小難しい対策を考えず、テキストと問題集の選択をしたら、それを9月末頃までに最低でも3回まわせるように計画を立てて実行する、その計画は単純にページ数で考えて配分する、というところから始めるのが良いのではないかと思います。それでもって、週1ぐらいで計画を見直してやれなかった分をどこかで穴埋めする、という感じでどうでしょう。
例えば、権利関係は理解に時間がかかるから、単純にページ数で計画なんて立てられない、という考え方もあるでしょうが、そう言っているとキリがないと思います。それに、民法を本当に理解するなら別の勉強が必要ですが、宅建のために必要な勉強ではありません。時間がたっぷりあるならいいですが、タイトな時間を縫って勉強しなきゃなんないんだから、マシーンと化し猿のように同じことを何回も回す、という割り切りも必要だと思います。私は完全にマシーン化した猿でしたし。
ちょっと生意気なことを書いているかも知れませんが、言いたかったのは、宅建試験の受験勉強を「勉強」と考えるのではなくて「作業」と考えてこなしていく、という発想が良いのではないか、ということです。
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私が昨年宅建の受験申し込みをした時は、まだ不動産業の開業については真剣に考えていませんでした。思えば約1年前、「とりあえずやっとくか」とネット申込して、その後開業を真剣に考え、試験直前期に尻が大火事になり、今は不慣れな土地で開業目前。色々考えて選んだ道ですが、それでも何だか不思議な感じがします。
それと同時に、今なら今年の試験に十分間に合う時期なので、今年受験を予定されている読者の方が、皆さん合格するといいな、と思って宅建試験の話題を書いた次第です。
くれぐれも受験申し込みをお忘れなく。
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