WordPressの大きな魅力に、さまざまな機能を追加できるプラグインの存在がありますが、プラグインを新バージョンにアップデートするとうまく動かなかったり、使いにくくなっていたり、ということは稀にあります。
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そんな時は違うプラグインを探す等の方法もありますが、そのプラグインを元のバージョンに戻す(ダウングレード)という手もあります。最近、このダウングレードでちょっとだけ困った瞬間があったので、メモしておきます。
プラグインを一旦無効化た上で削除し、新たに旧バージョンをインストールすれば済む話ですが、問題は手元に旧バージョンのZIPファイルがない場合。プラグインファイルをダウンロードしてこなければいけません。
1. プラグインの旧バージョンをダウンロードする方法。
WordPress公式サイトの、wordpress.org プラグインサイト(http://wordpress.org/plugins/)にアクセスしてダウンロードしようと思ったら、旧バージョンのダウンロードって普通にはできないんですね。いくら探しても、最新版のダウンロードリンクしかない (なんか、前にした覚えがあったのですが記憶違いかなあ…)。
ただ、ダウンロードリンクのアドレスにプラグインのバージョンナンバーが入っている場合、例えば、
http://downloads.wordpress.org/plugin/plugin_name.2.1.2.zip
とかの場合は、入手したいバージョンナンバーに変えたアドレス、例えば、
http://downloads.wordpress.org/plugin/plugin_name.1.0.9.zip
とかにすればダウンロードできます。あとは、普通にこれをインストールすれば良いだけ。
2. 旧バージョンのダウンロードができないものもある。
でも、今回はこの方法ではダメでした。
今回問題だったのは、post-views というプラグイン。このブログでも、不動産サイトの方でもお世話になっている定番プラグインです。
このpost-viewsを2.6.2にバージョンアップしたら、私の環境ではどうもうまく動いていないらしかったので、ダウングレードしたいと思い、上のようにダウンロードサイトに行ってみたら、ダウンロードリンクは次のようなアドレス。
http://downloads.wordpress.org/plugin/post-views.zip
何でバージョンナンバーないんだろ。だめじゃん。
幸い他のサイトでpost-viewsは旧バージョンのままにしていたので、FTPでwp-content/plugins/post-views内のファイルをダウンロードしてきて、それをバージョンアップしてしまったサイトの方にアップロードしました。
3. プラグインのZIPファイルは保存しておいた方が良いのかな。
プラグインのインストールやバージョンアップなどは、WordPressの管理画面から行うことが多いのですが、このやり方だとローカルPCにプラグインのZIPファイルが残りません。
でも、旧バージョンが入手困難で、自分の運営している他サイトでも使っていなかったら、必須のプラグインの場合は結構困る事になりそう。似たような機能を持ったプラグインは色々あることも多いですが、プラグインを変えるとそれと連動して直さなければならないことが出てくることも多いですし。
大事なプラグインについては旧バージョンのZIPファイルを保管しておいた方が良いのかも知れない、と思いました。
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私も今、まったく同じ状態になっていてダウングレード方法の確認でこちらに辿り着きました。
ダウングレードが初めてなので助かりました。
放置状態の別サイトで同じプラグインがあったので私も良かったですが、本当におっしゃるとおりです^^;
本当、困ることがありますよねー。
こんな記事を書いた当の本人も、いまだに旧バージョンの保存をマメにするようなことはなく…。
複数のサイトで様子を見ながらバージョンアップするというやり方になっちゃってます(苦笑)。
サイトが一つしかない場合はやっぱり保存しておいた方が良いのでしょうね。
コメントありがとうございました。