credit: Nikolay Bachiyski
私のような初心者にとって、WordPressの便利さを痛感するのは、プラグインをインストールしたときです。「こういうことできないかな?」と思って探してみると、だいたいのことがプラグインで実現できることにとても驚きました。
それに、管理画面から手軽にインストールできることにも感動。サーバに手動でアップロードすることもできますが、やっぱりこの方法の方が「ダウンロード→解凍→FTPでアップロード」をするより気軽だし、トラブルも少ない気がします。
今日は、利用経験のあるプラグインが増えてきたので、自分への備忘録として、便利だなあと思うプラグインの一覧を挙げておきます。数が多いので、何回かに分けて投稿します。1回目のこの記事では、アンチスパム関連、セキュリティ関連、SEO・アクセスアップ・アクセス解析関連のものを挙げます。細かい使用方法などは書けていませんが、有名どころばかりなので、検索すればたくさんヒットすると思います。
スポンサーリンク
目次
アンチスパム関係
1. Akismet
コメントスパム対策の定番中の定番。ワードプレスインストール時にデフォルトでインストール済となっています。稼動させるにはAPIキーを取得する必要があり、そのサイトに飛ぶと有料のものが目立つように案内されていて、一瞬??となりますが、無料のものも選べるようになっています。こちらで十分でしょう。
wordpress.orgのAkismetプラグインページ
2. SI CAPTCHA Anti-Spam
キャプチャを使用してコメントスパムを防ぐためのプラグイン。画像の中に歪んだ数字やアルファベットがあって、それを正しく入力しないとコメントできない、というあれです。次のReally Simple CAPTCHAより細かい設定ができる高性能なものです。
wordpress.orgのSI CAPTCHA Anti-Spamプラグインページ
3. Really Simple CAPTCHA
上のSI CAPTCHA Anti-Spam同様、キャプチャ利用によるコメントスパム対策。その名の通りシンプルでわかりやすく、Contact Form 7を利用して問い合わせフォームを作成する際、簡単にキャプチャを導入できます。
wordpress.orgのReally Simple CAPTCHAプラグインページ
セキュリティ関係
4. AntiVirus
WordPressファイルがウイルスに感染していないかをチェックしてくれるプラグイン。テーマファイルにウイルスが潜んでいないか、怪しいコードが書き込まれていないかをチェックしてくれるようです。事が事だけに効果のほどを試してみる事はできませんが、安心のために入れておいても邪魔にはなりません。手動ウイルスチェックの内容を見ると、テーマファイルだけをチェックしてるんでしょうね。
wordpress.orgのAntiVirusプラグインページ
5. TAC (Theme Authenticity Checker)
上のAntiVirusと重複しますが、念のため。あちこちで無料のテーマファイルが配布されていて便利なWordPressですが、特にテーマファイルの中にマルウェアが仕込まれているってことも意外と多いそうです。このプラグインは新しいテーマファイルを入れる際にのみ有効化して、チェックする用途で使うといいかも。とてもシンプルです。
wordpress.orgのTAC (Theme Authenticity Checker)プラグインページ
6. WP Security Scan
こちらはかなりかなり高機能。様々な面からセキュリティをチェックして、注意・警告を発してくれます。WordPressのバージョンが古くないかをチェックしてくれたり、データベースの接頭辞はwp_のままじゃないほうがいいですよとか、adminアカウントは削除しておいたほうがいいですよ、とか .htaccessに至るまで、セキュリティ上対応しておくべき内容を細かく指摘してくれます。何をしておくべきかを知る意味でも推奨のプラグインです。
wordpress.orgのWP Security Scanプラグインページ
SEO・アクセスアップ・アクセス解析関係
7. All in One SEO Pack
WordPressをインストールしたら、ほとんどの方がインストールするプラグインだろうと思います。検索エンジン最適化に必要なひととおりのことを、手軽に設定できる超定番プラグインです。
wordpress.orgのAll in One SEO Packプラグインページ
8. Google Analytics
無料で使えるGoogleのサービスGoogle Analyticsを、自分のサイトに設定するためのプラグインです。コードの追記をしなくても、このプラグインでWeb Property IDを入力すれば使えるようになります。
wordpress.orgのGoogle Analyticsプラグインページ
9. Wordpress Google Analytics Reports
Google Analyticsのレポート(の主なもののみですが)をWordPressの管理画面上で確認できるようになります。実際にはあまり使わない気がしますが、ちょっとだけ見たいけどいちいち別画面を立ち上げてGoogle Analyticsにアクセスするのが面倒、というときには便利です。
wordpress.orgのWordpress Google Analytics Reportsプラグインページ
10. Google XML Sitemaps
検索エンジンに、サイト全体のページをクロールしてもらうためのXML形式のサイトマップを、自動的に作成・更新し、検索エンジンに通知してくれるプラグインです。細かい設定も可能です。Googleウェブマスターツールに登録すると同時に導入したいプラグインです。サイトマップ送信時刻がワードプレスに設定したUTC+9ではなく、UTCのままになってしまうのですが、実用上は問題ないので、(直す方法もあるようですが)そのまま使っています。
wordpress.orgのGoogle XML Sitemapsプラグインページ
11. cbnet Ping Optimizer
pingの設定を細かくできるプラグイン。ping送信先の設定はもちろん、一定時間間隔を空けないとping送信をしないように設定するなどできます。手動でping送信も可能。特に、WordPressのデフォルトでは記事の新規投稿時だけでなく、記事の一部を書き直して更新した際にもpingが送信されるので、このプラグインを導入してこれを防ぎます。良くは知らないのですが、あまりに頻繁にping送信するとスパムと判定される場合もあるようなので、入れておくと安心だと思います。
wordpress.orgのcbnet Ping Optimizerプラグインページ
12. Post-views
どの記事が一番見られているかの統計を管理画面から確認できるプラグインです。今日、今週、今月、半年間、1年間、トータル、の統計を見れます。このプラグインを入れると「Post Views」というウィジェットが現れて、サイドバーなどに簡単に人気の記事一覧を表示できるようになる点が気に入っています。ウィジェットの設定もそれなりに細かくできます。
wordpress.orgのPost-viewsプラグインページ
今回はこのへんで。
関連記事とスポンサーリンク
スポンサーリンク